大学をやめるという選択肢

最近いろんなことが怒号の勢いで進んでいて、それをアップデートしていきたいと思ってはいるのだが、二つのことを全力でやるとなかなかブログを書く時間が捻出できない。。
しかし、やりたいことは全部やるのだ!
ということで更新します。

6月 研究室の、こなさなければならない実験の量が半端ないために、ただひたすらそれをこなす、という選択肢以外ないほど余裕がない状況が続く。コロナで動けないこともあり、自分がやりたいことに時間がさけないことによるストレスがピークに。

7月 実験の量を言い訳に、やりたいことをやってないだけなのかもしれないと思う。
休みの日なんて私には必要ない、やりたいことやっていやる!
自分のことを先生に相談しても、自分に割く時間があるぐらいなら研究室のことをしろ、という姿勢で意思疎通ができない。おっしゃることはごもっともだが、私には、協生農法や、複雑系化学のほうがずっと面白く時間を忘れて打ち込める。

8月上旬 夏休み中も実験を毎日進めようね、と圧をかけてくる先生。早く社会のプレイヤーになりたい気持ちが勝っているため、卒業後は大学院にはいかないし、これ以上この閉塞的な研究室にいるつもりもない。そのため、4年生最後の夏休みを目前に、先生がなんと圧をかけてこようが、私は私のやりたいことをやる。私はいつかヤギと森に行きたい。様々な経験を経て10年後、私はヤギと森にいる。これが軸だ!と割り切り、本州の、ヤギを飼っている農家さんを訪問する計画を立てる。

9月上旬 産業的ではないヤギ農家さん3件ほどうかがう。何か違う!こうなったら森からのアプローチをしよう。といろいろ調べ、林業研修に行ったりする。
9月下旬 自伐型林業との出会い
その間も先生ともめる。
先生には就活の予定教えてね、こっちも計画立てるから、ということで予定を教えていたが、予定を見せたら、やらないといけない実験もあるし、コロナだし行かないでほしいといわれる。
そんなのおかしい。先生に拘束力はない。なぜ先生は支配したがるのか。私は私のやるべきことをする、予定は先生に許可を取るためにみせているのではない。言い争いになる。
結局先生の理解は得られず、いちいち毎回言われてメンタルがやられるぐらいなら、予定は見せずに、自分のやりたいこともやりながら、研究室のことをやろう

10月 実際に実践されている方に会う
大学の研究室でやっていることよりも、林業のほうに時間を割きたいため、大学を辞めるかどうか深刻に悩む。
周4日朝8時から23時まで大学で実験、データのまとめ、実験中も暇さえあれば自伐型林業の本を読んだりする。そのほかの3日は車で片道3時間移動し、林業関係の人たちに会って、チェーンソーなどの勉強をしに行く。という日々が続く。
林業の人たちは面白い人たちばかりで楽しすぎて目がギラギラ冴える。
研究室では先生と意思疎通できない日々。無論研究はおろそかになっている上、先生は私がほかのことに力を注いでいることを知らないので余計怒られる。

この頃から、一ミリの休みもなく、体力が必要だし、メンタルを削られる。

大学をやめない限りはここからは抜け出せない。一方で後たったの半年間とも思う。
大学をやめるのはある意味で逃げとも捉えられる。しんどいが頑張るしかない。頑張ったら何か得るものがあるかもしれない。

11月 10月に引き続き頑張る。
自伐型林業のつながりでいろんな面白い人に出会い、余計に早く実践してみたくなる。
この2か月で出会った人たち:白老の自伐林家さん、北竜の自伐林家さん、一緒に山やる人、標茶の森林組合の方、林業をしながら宿を経営されてる方、アイヌに詳しい森に住みたい人、池田町の地域おこし協力隊の方々、違う大学で同年代で林業、馬耕に興味がある人達、
この人たちは最高に面白いかっこいい人たちで、どんなに時間がなくても命削って、会いに行く価値があるし、そこからまた新しい出会いがある。この人たちのおかげで私は生きていけてる。こんな短期間にこんなに面白い人たちに会えた私もとんでもなくラッキーだ。
(逆になんでこんないじはって大学行ってんだろう感否めない)

12月 体力、メンタルの限界、朝起きれなくなる。
しかし生きてる。あと3か月。


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